犬に悪いストレスを知ろう

 

前項で、暮らしていくために求められる「良いストレス」についてお話しましたが、当然ながら悪いストレスもあるわけで、これは飼い主が気をつけなければならないことです。

 

例えば、犬が運動出来ない環境、不快感や痛みなどの刺激を与え続ける、食事や水を十分に与えられないなどです。

 

運動をさせない、暴力をふるうなどは、ストレスなのは当然でむしろ虐待です。これは極端にしても、ちょっとの不注意で犬には精神的、肉体的にもダメージを与えてしまいます。その結果、犬は体調を崩し、問題行動を起こすようにもなってしまいます。

 

一言でストレスといっても、内容による違いがかなりあります。暮らしていく上で必要なストレスは少しずつ慣らしていき、不要なストレスはできるだけ与えないことが飼い主の責任ということです。

 

また、犬が老齢犬の場合には、ストレスの感じ方が微妙に違ってきます。それは飼育環境の変化(引越しなど)、周囲の模様替え、新しい家族やペットが加わるなどです。住み慣れた環境からの大きな変化はあまり望まないということです。大好きな旅行をするのでも、加齢を考えて負担にならないようにしましょう。

 

病気での入院も飼い主と離れ、見知らぬ場所で過ごすのでストレスになります。

 

暴飲暴食、特別なごちそうなどもサービスにはならず、むしろストレスになります。暑さ・寒さや照り返し、隙間風にも配慮してあげましょう。

 

また、老齢なので急激な運動や、不規則な生活なども避けたいところです。もちろんストレスになるのを避けられない場合もあるわけですが、引越しなどでも、今まで使っていたものをできるだけ残してあげれば、ストレスが和らぐはずです。